【保育士試験】筆記試験科目のポイントその1【私見】
※今日は写真なし文字ばっかりです。
今週に実技試験を控えた状態ではありますが
子育て中&独学でも筆記突破できたよ!ということで簡単にポイントをメモしておきます。
これまでの関連記事 → 勉強時間やコストに関して 実技練習1 実技練習2 実技練習3
一応各科目5つ前後にまとめている(つもり)ですので
覚えることが多すぎてパニックだという方は以下のポイントをチェックして
過去問を解かれてみてはいかがでしょうか?
※17年~27年までの試験を解いていますが完全に私見なので、
本当に参考程度にしていただければ幸いです。
1.保育原理(教育原理と一緒に勉強するのがオススメ!)
保育をマクロで語っている科目という印象です。
●保育所保育指針をとにかく覚えましょう!
これが出てくるのは全科目といっても過言ではありません。特に保育原理での出題は多く
これを完全に覚えていれば半分くらいは取れてしまうのではないかと思います。
一語一句暗記する必要はありません、とにかく何度も口に出して読んで文章のつながりを
覚えましょう。
●個人的な見解ですが、この教科は他の科目と被る部分がほとんどなので
時間がなくてノー勉強の科目が出てしまいそうな方はこの教科をノー勉にするのが
良いかと思います。(ただし保育所保育指針は覚えましょうね!)
(この科目自体は全科目の導入といった感じなので、かなり邪道だと思いますがあしからず)
2.教育原理
教育に関する条文や、研究者に関して掘り下げる内容が多いイメージです。
●日本国憲法や教育基本法は頻出だと思うので以下の条項は目を通しておいた方が良いかと。
日本国憲法→11,12,14,23,25,26条
教育基本法→全部。中でも1~4,11条は必ず見ておいたほうが良いと思います
学校教育法→1,1621,22,23,26,72条
●倉橋 惣三、ルソー、モンテッソーリ、ペスタロッチ、デューイ、フレーベルあたりは
著書も含め最優先でチェックしておいたほうがよいと思います。
●生涯教育の出題も増えているように思うのでチェックされておくのがよいかと。
3.社会的養護(児童家庭福祉と一緒に勉強するのがオススメ!)
社会的養護が必要な児童に関する施設、施策に焦点を当てた科目というイメージ。
●「児童」が何歳までなのか、法律ごとに違うことをチェックしておきましょう
●社会的養護の施策のための機関がどこに設置義務があるのかチェックしておきましょう。
(例 児童相談所→都道府県、指定都市 など)
●各児童福祉施設の職員配置義務や設備の条件などしっかチェックしておきましょう。
●石井十次と石井亮一に関して成し遂げたことを確認しておきましょう。
●児童福祉施設の入所理由、在所期間などの割合は頻出なので目を通しておいた方よいかと
4.児童家庭福祉(社会的養護と一緒に勉強するのがオススメ!)
社会的養護が施設にスポットがあたっていたのに対し、この科目は子育て家庭にもスポットを
当てた総合的な科目といった印象。
●各児童福祉施設の職員配置義務や設備の条件などしっかチェックしておきましょう。
●母子手帳に関して、健診の実施主体などは頻出です。
●エンゼルプラン~子ども・子育て支援新制度に至るまでの支援政策は
年代順にさせる問題、制作内容の比較問題が多いイメージです。
特にエンゼルプラン(新旧)、次世代育成支援対策推進法、
子ども子育て応援プラン、ビジョン あたりは頻出だと思います。
●児童相談所に関して、所長の権限や児童保護の際の要件などは要チェックです。
虐待への対応、親権制限の種類、虐待相談対応件数の推移なども併せてチェックを!
●ひとり親に関する施策、放課後児童健全育成事業などは近年よくみるテーマなので要注意
●合計特殊出生率の年次推移をチェックしておきましょう。
5.社会福祉
障害者施策、高齢者施策、社会保障など、一つ一つの分野のボリュームが多く
掘っても掘っても底が見えない科目という印象です。
●ケースワークに関する単語を覚えておきましょう。特にカタカナのやつ。
●福祉サービスの評価は頻出だと思います。特に第三者評価が必要な5施設は要チェック。
●共同募金会に関して、第1種社会福祉事業であること、誰の決定でどの規模で募集できる
のか確認しておきましょう。
●児童委員、民生委員に関して任期や要件などチェックしておきましょう
●生活保護に関して、その種類と現物支給なのか金銭支給なのかチェックしましょう
教育扶助と生業扶助のどちらが適用されるのかひっかけが多いので要注意です。
なんだかすごく長くなってしまったので残りの科目は明日へ!!
(おまけ)過去問を解きましょう!!
公式HPに過去問が載っているので活用して下さい。
また、H17年からH27年までの過去問をアップされているところもあります。
いずれも解説はないですが、誤った所を自力で調べることに価値があると思うので
根気よくがんばってくださいね!!